「孫育て新発見記」

                                                                      mgk

 孫育て新発見記を書き始めてちょうど1年になりました。さえちゃんの誕生日が5月18日なので毎月18日になるとさえちゃんの記録を書くように心がけています。
 縁があって出会えた小さな孫の成長の記録を書くことができるということはとても楽しいし、勉強になります。孫の成長は毎日が驚きと発見の連続です。そして中野先生や読者の皆様にコメントを頂けることは本当に嬉しく、書き続けることへの励みになっています。こんな機会を頂けて、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 これから何人の孫に出会えるか分かりませんが、これからも楽しく孫育て新発見記を書いていきたいと思っています。みなさんに読んでいただけたら嬉しいです。                            ばあちゃんも元気 2021年1月 記

このページは「孫育て新発見記」に寄せられたコメントと原文の一部の収録です。
 原文は、ご希望の方に、筆者「ばあちゃんも元気」さんから、直接メールで逐次配信されています。
 配信を希望される方は トップページの「メール」に 「孫記」と記入して送信してください。
 中野が「ばあちゃんも元気」さんに伝えます。                            中野 記



☆孫育て新発見記①
 
あかちゃんが一人いればあかちゃん心理学が一つある。
 比べればそれらは類例に満ちている。
 類例によって事実は確定される。
 あかちゃんは一人一人みな違っていてみな同じだ。そして、人の知識は一つしかなく、あらゆる知識はその一部だ。
 類例は個を普遍に繋ぎ、部分を全体に繋ぐ。
 人が語り、人が記すのは、類例を求めてのことだと思います。               (中野記)

 

孫育て新発見記③
…………………………さえちゃんが10か月頃に卵ボーロをあげてみました。私が背中を抱いて、目の前に右手に卵ボーロを一つ、左手は空っぽして両方の手のひらを見せます。さえちゃんはとてもうれしそうに右手の上の卵ボーロをつまんで食べます。何回か楽しんだ後、卵ボーロを左手の上にのせてみました。さえちゃんは左手の上の卵ボーロを見ないで右手の上の卵ボーロの乗っていないことに腹を立てました。私の右手をペシット払いのけました。………」

☆ ◯ や△などの印をつけた箱で「お菓子をどっちだ」と問う。一目惚れのしげくんは、箱を開けてお菓子がないと、私を指さしてオーオー言って非難る。◯か△か、お菓子を入れる箱を自分で決めていて、決めた方に入れておかないおまえが悪いと言うのだ。どれに決めるかその日の気分によって違うから、お母さんは「しげの一目惚れ」と名付けて、「今日は『△』の日ですね」などと言う。しげくんはしげくんの考えに従って振る舞う、だからしげくんはいつだって正しい。先生の正解を子ども強いるな、子どもの正解を子どもに聞け、ということを私はしげくんに学びましたが、おばあちゃんの発見を読むと、当たり前のことを学んだのだということがわかります。   (中野記)

 

☆孫育て新発見記①,④-1
泣いていても『むすんでひらいて』などの歌を歌ってやるときょとんとして嬉しそうに笑います(9m)」。「さえちゃんはとても食いしん坊です。先日はバーベキューで焼いた焼き芋を嬉しそうに食べさせてもらいました。おいしいと体が上下に揺れます。口の中のお芋がなくなると、『うわー!』と催促します。その姿のかわいいこと、いくらでも見ていたいです。」
「誕生日にママが作ってくれたかわいいマッシュポテトを手づかみで全部食べました。全部食べ終わったことの心構えができないのか、毎回、食事のたびに食べ終わったことに納得がいかないようで大きな声で泣き叫びます。足りないのかと思って、もう少し食べさせると、きりなく永遠、食べ続けるようなので、ママはしばらく泣かせておきます。自分で泣き終わると次の遊びに移れます。泣くという事は切り替えるための心構えだと思います。」
「巡回相談で幼稚園に行ったとき、運動会の練習をしていたH君は、先生が「もう一度練習します。」といったことに「もう絶対にやらないから!」と大きな声で叫んで園庭から教室のほうに怒りながら行ってしまいました。でも、彼はそのあと、自分からもう一度練習に参加したのです。H君は行動調整が苦手なお子さんだったのですが、気持ちを切り替えるためには大きな声で叫ぶことが必要だったんだな、とその時感じました。担任はそのことを感じて待っていることができる人でした。担任がH君をたくさん信じてあげたので、H君はたくさんの経験を楽しむことができました。」                                      
☆「切り替え信号」の系譜を見ました   
 歌を歌ってやると泣き止む、外からの信号による切り替え、「きょとん」は「心理学的行動図」に言う「中継ぎ行動」の微細な現れ、おばあちゃんは見逃さないようです。
「うわー!」とお芋を催促していたが、食事の度に泣くようになる。自分で気持ちを切り替えるために泣く、自分で一番確実に作れる信号だから泣く。おばあちゃんはさぞかわいいことでしょう。
「ごちそうさま」が言えるようになったら泣かなくなる。「バイバイ」が分かってきたから、「ごちそうさま」「おしまい」ももうすぐですね。
H君も「何回やるか先に言ってよ」と言えていたら叫ばないで済むけど、それは難しい。それをわかってあげるのが先生ですよねぇ。(中野記)

「上記の「マッシュポテトの話」について私の姉が似たようなことを書いていました。
食事が終わると泣くので、もっと食べたいのかと思って食べさせる。
また泣くので、また食べさせる。
何回かするうち、これはもう食べたくなくて泣いているらしいと気づく。
「もっと食べたくて泣く」と「もう食べたくなくて泣く」の境目がわからくて困る、という話だったと記憶しています。
私もなんとなく覚えがあることです。
でも子育てをしたことがない人は、「泣いてるよ、かわいそう、食べさせてあげなよ」なんてことを言うのだと思います。 (田子亜木子記)

☆孫育て新発見記⑦-1
「そして………
さえちゃん1歳4ヶ月、今は食べ終わって空っぽになったお皿を私に「はい!」といって差し出してさっさと他の場所へ歩いて行きます。こんな風に自分なりの「ごちそうさま」のサインが出せるようになりました。切り替えができるようになったので食べ終わって泣くことは少なくなりました。」

今起きていることの終わりがわかる、それは予定が立てられるということだ、だから「ハイハイ」や「アンヨ」と同じように、これはあかちゃんの世界を変えると思います。              (中野記)

☆孫育て新発見記⑦-2
「1歳4ヶ月、歩くのがとっても楽しいらしいです。片足をひょいと挙げて登ります。階段だってどんどん上ります
ハイハイの目の高さのものには飽きて、その上の世界を見つけて、楽しいからなのだろうと思います。
立ち上がってみたら知らない世界が見えてきた。もっと高い世界も見たい。だからよじ登るのだと思います。」

☆ 座り、立ち上がり、よじ登り、人類がとうとう月に行ったように、あかちゃんはそこにある憧れに向かって進むのだと思います。
 階段を登るさえちゃんを読むとずっと前の記録を思い出します。
「孫育て新発見記③」に「さえちゃんは11か月になりました。昨日、ママが2階から降りてきたら、キョトンとしてしばらく誰かという顔をしていました。」とあります。
 ママが見えなくなるとあかちゃんが泣く、だからママはいつも見える所にあかちゃんを置いておく、ということがあります。やがてあかちゃんは見えなくてもママが「そこ」にいると考えるようになります。「そこ」とは例えば戸棚の陰、台所、あかちゃんの知っている空間です。
「ママが2階から降りてきたらさえちゃんはしばらくキョトンとしていた」、これは空間の発見だと思いました。ママがそこから現れた、するとそこには未知の空間がある、そういう発見だと思いました。いつかさえちゃんはママをこの空間において、ひとりで彼方の空間「幼稚園」に行って来ることができるようになる、そういう土台ができたのだ、そう思いました。幼稚園はまださえちゃんの憧れの中にもないけれど、階段を登るさえちゃんは。月に向かうアームストロング船長ぐらいエキサイティングだったと思います。おめでとう!      (中野記)


☆孫育て新発見記⑦-3
「私の紫のエプロンのポケットのところに黒猫と白猫の絵があります。さえちゃんが黒猫を指で押したとき私が「ブー」と言います。さえちゃんが白猫を指で押したとき私が「ニャー」と鳴いて何度か遊びました。何日か経って、また私が紫色のエプロンをしていたらさえちゃんは人差し指を立てて私のエプロンの猫の絵を押しました。『さあ、ニャーと泣いて』と私の顔を見ました。楽しい関係ができました。」

「手の中の卵ボーロ(☆1)」を思い出します。
「卵ボーロとエプロンの猫」は「宇宙の法則と人の世の法則(赤ちゃん心理学Ⅱ,p.126,132)」の関係にあるのだと思います。あかちゃんは「考える」ということをおとなに教わるわけではない。「宇宙の法則」を発見して考えることができるから、人と考えを共有で
きるのだと思います。             (中野記)

☆孫育て新発見記⑦-4
「さえちゃんは「はい」といっていろいろなものを渡してくれます。収穫籠の中の山もりのナスを私に一つずつ「はい」「はい」と言って手渡してくれます。籠が空になるまで「はい」「はい」は続きます。洗面器に入っているお風呂用のおもちゃも「はい」「はい」と手渡してくれます。おもちゃを全部渡して洗面器が空になったらおしまいです。

☆ あかちゃんにとってママやおばあちゃんは拡張運動装置だ。起こせ、抱け、取れ、読め、拡張装置を使えばなんでもできる。
 あかちゃんはなんでも引っ張り出してポイポイ捨てる。次には入れることを発見してなんでもどこへでも入れる。そして入れたり出したりする。
 全部出して終わり、全部入れて終わり、それは知っているが、方向が定まらないから行ったり来たりする。拡張装置を使えば方向が定まる。
「おばあちゃんは受け取りなさい、私が渡すから、ほらこれで全部、お終いよ。」拡張装置の使い道はどんどん増える。「これでいいの。おばあちゃん
だって嬉しいでしょ。」    (中野記)

 発見記ありがとうございます。
 階段は登るのは簡単、降りるのは難しい。
 目線は高い方が楽しい。
 切り替える方法を開発して泣かなくなる。
 新しい遊びができる。
 空になるまで渡す。
 だっこをいやがる。
 大人の言葉を理解している、行動に移すのでそれがわかる。
 自分がやりたくて、人をどかそうとする。
 どれもなんだか、そんなようなことがあったなあと感じることばかりで、懐かしくなります。
 そういえば私の次女も、ぶどうを「ぶ」と言っていました。      (田子亜木子記)
 さえちゃん かわいいですね。
 自我や人との関わりなど、いろいろな面で成長している様子を読ませていただきました。
 読んでいて、職場の20代の後輩にも見せたくなりましたが、よろしいでしょうか。
 乳幼児期の具体的な発達の姿を知らない彼らの学びにつながるかと思いました。  ( on what how 記)

☆孫育て新発見記⑨-1
昨日はぬいぐるみをかじっていたので「いたいいたい」と私が言ったら「ごめんね」と言いました。どこで覚えたのかと思って、またぬいぐるみをかじったので「いたいいたい」と言ってみたら「ごめんね」とさえちゃんはまた言いました。すごい!すごい!いつ覚えたのかそんなことまで言えるようになったのですね。…………今がさえちゃんに言葉を伝えるチャンスだとしたら、今度は「ありがとう」を教えたい。みんなにかわいがられる優しい子供になってくれるように、優しい言葉を伝えたい。そう思いました。しかし、昨日はお風呂から裸でできたお兄ちゃんを見て「ちんちん」といいました。そしてクレヨンしんちゃんの真似をして腰に手を当てて「ぶりぶり」と言いながら歩きました。

☆子ども達にはしんちゃんが魅力的みたいですね。 (on what how 記)

孫育て新発見記ありがとうございました。
 前田さんがていねいに描写してくださるので、なんだか情景が目に浮かぶようです。
 だれの所有物ということにこだわる時期、果物の皮をむいてもらうときのコミュニケーション、遊びのブームや、言葉の意外な覚え方、使い方など、似たようなことは覚えがあるけれど、少しずつちがっていておもしろいです。毛布に一緒にくるむのは良いアイディアですね。            (田子亜木子記)
                                               
☆孫育て新発見記⑩-1
パプリぃカはながさぃいたら‥🎵」と1フレーズくらいですが音程も正しく歌を歌っておどります。昔の子のように「はとぽっぽ」でも「むすんでひらいて」でもなく、毎日「パプリカ♪(^^♪」と動画をせがんで見せてもらって踊ります。動画は本当に伝わりやすいです。」

☆発見記ありがとうございました。
 今どきの子は難しい歌を歌いますね。
 無理しなくても、もっと易しい歌を歌えばいいのにと思うけど、やっぱり文化として入ってくるものを受け入れるようです。 (田子亜木子記)

☆孫育て新発見記⑩-2
 「自己主張がはっきりしてきました。ぬいぐるみでも気に入らないものは「いやだ!」といって手で押し返してきます。好きなものは「プープー:くまのプーさん」「あんぱんまん」「うーたん」などは自分で持ちたがります。
 パパが抱っこしようとすると「いやだ」とママの方に行こうとしたり、私が抱っこしていると、ママに「いやだ」と言ったり、「いやだ」を楽しんでいます。「いやだ」と言われてへこんでいる大人たちの表情を楽しんでいるような気もします。」

☆ 好きなぬいぐるみは自分で持ちたがりますね。急にだっこをイヤと言ったり、大人が振り回されますが、なにしろ何をしてもかわいい時期だなと思います。
                                                          (田子亜木子記)
「孫育て新発見記」ありがとうございました。
 お孫さんの成長を読ませていただき 、こちらもほのぼのとした気持ちになりました。
 改めて子供の成長はすごいと思いました。  次回を楽しみにしています。                        (小川俊郎記)


孫育て新発見記⑪-1
 暮れに熱を出したさえちゃんは、おしっこにばい菌が入って5日間の入院になりました。今までどこにでも歩いて探検して楽しんでいた生活が一変して、一日中点滴をされて、落下防止の高い柵のある小さなベッドにママと一緒に閉じ込められる生活を5日間過ごすことになりました。コロナ禍でパパでさえも面会できず、それでも携帯の小さな画面で顔が見られて、会いたいのに会えないイライラが募ったようでした。
ベッドでは「いやだいやだ」の叫び声がずっと続いてママもさぞ大変だったことでしょう。病院のおもちゃを借りてくることで少し気がまぎれたようですが、閉塞感が限りなくあったようです。」
 「おうちに帰ろう!」というと「イヤだ」。「ばいばい」というと「イヤだ。」
「ジャンパー着ようか?」というとまたまた「イヤだ」とりあえずは「イヤだ。」の返事が返ってくる。でも、これは切り替えるための言葉なんです。とりあえず、「イヤだ」と言って気持ちを切り替えているんだなあ。という様子がうかがえます。以前、泣くことで切り替えていたさえちゃんは、1歳8ヶ月の今、「イヤだ!」と言えるようになりました。「とりあえず、イヤだけれど、わかりました。」という事ですね。
「ママは?」「パパは?」「おじいちゃん」「しゃしん」「りんご」などなめらかにいえる言葉はたくさん増えてきました。「ばあちゃん!」はちょっと力が入ります。しかし「えみちゃん」(私の娘の名前)は今のところどうしても「おいちゃん」になってしまいます。言いにくい音があるのかもしれません。

☆ 孫育て新発見記⑪ありがとうございました。 さえちゃんは入院して大変でしたね。 それでもたくましく育っている様子を読ませていただき なんだか元気をもらいました。 はやく「えみちゃん」と言えたらいいですね。 報告を楽しみにしています。                (小川俊郎記)


 孫育て新発見記ありがとうございました。
 入院大変でしたね。
 私も子どもたちが入院して付き添いをしたときは、子どもたちは泣くし自分の体力もきついし、大変だったことを思い出します。
 →「赤ちゃん心理学Ⅱ,pp.46+48」
  点滴はしかたがないのですが、病院は点滴をするさいに子どもの事情など考慮してくれないので、思わぬ障害が起きますね。
 私もいろいろ覚えがあることですが、母親から見るのとおばあちゃんから見るのとでは、また違うものですね。
 子どもの成長の途中という視点で見ていたら、もっといろいろ違ったのだろうなと思います。
  私は二人育てた経験を生かして三人目を育てているつもりですが、油断するとまた同じ間違いをしてしまいます。
 子どもは成長の途中だということを、こうして思い出してみるのは良いことですね。               (田子亜木子記)

孫育て新発見記⑫   毎日が進歩です。2021年2月 1歳9か月 
全集中
 ママがボール紙に顔の絵をかいて、そのまわりに洗濯ばさみを留めさせて遊ばせています。……(略)……右手の親指と人差し指に全集中して、、、口も真一文字に結んで力が入ります。……(略)……
言えました!
 きょう、急にですが「おいちゃん」と呼んでいた私の娘の名前を「えみちゃん」と言えました。……(略)……
つっかえていたものがすっと通ったような感じです。
自分の物
 従弟のソウちゃんの安心毛布をみんなが「ソウちゃんの」と言ったら、さえちゃんは自分のジャンパーをもってきて「さえちゃんの」、カンタ君のジャンパーをもって、「おにいちゃんの」パパのジャンパーをもって「パパの」と言いました。……(略)……
【田子亜木子】
 孫育て新発見記ありがとうございました。いろんなことが、いつからかできるようになっていて、それがあたりまえのようになってしまうので、それができるようになる過程、でき始めたころはどんなにかわいかったか、ついつい忘れがちです。
 こうやって読んでいると、ほんの短い時期の、貴重なかわいさが伝わってきます。

孫育て新発見記⑬ 2021年3月20日1歳10ヶ月
楽しいことがいっぱい
 パパがお仕事に行くので「行ってきます。」と手を振っても、さえちゃんはおままごとやブロックや楽しいことがいっぱいで、誰のいう事も聞こえていないようです。今のさえちゃんはそんなです。……(略)……
「いたい」が言えます
 ……(略)……「いやだ」「かわいい」「みてみて」など、さえちゃんの思いが伝わりやすくなりました。
「いたい」が言えるようになってどうして泣いているのか分かるようになりました。……(略)……
10年ほど前、特別支援学校に通っていたHちゃんはある日顔にかなり大きな青あざができました。……(略)……Hちゃんはその時「痛い」と言えなかったのでどうしてそうなったのか誰も分かりませんでした。「いたい」と言えることはとても大切なことなんだとその時感じました。
「みかんください。」
 ……(略)……そして「おばあちゃん、みかんください。」と言いました。
トイレットトレーニング
パパがトイレトレーニングの本を借りてきました。……(略)……おばあちゃんとおじいちゃんはおまるを買ってきました。さえちゃんはお風呂上りにトイレやおまるにまたがります。そして「でたぁ!」を楽しみます。みんなが「えらいえらい!」とほめてくれます。

 ……(略)……色と言葉のマッチングができるようになりました。お風呂あがりに「ぎゅうにゅうちょうだい」と言います。青いコップと黄色いコップがあります。「何色?)」と聞くと、「きいろ」とか「あお」とか今日の気分で答えます。
お出かけ
 小さなバックに好きな積み木をいくつか入れて、「おでかけ」と言って玄関で自分の靴を履きました。……(略)……
おばあちゃんとお留守番
……(略)……シャボン玉がしたいというので庭に出ました。……(略)……
 庭に落ちていたツバキの花びらを「きれい」「ピンク」「ハート」と言ってバケツの水の中に沢山入れました。
 今度は小さなベンチを見つけて「おばあちゃん、つかれた?」「すわって」「いっしょに」と言ってくれたので、孫とおばあちゃんはベンチに並んで日向ぼっこ。なんて幸せなひとときでしょう。1時間半くらい外で遊んで家の中に入ってお弁当を食べることになりました。……(略)……おにぎりは右手に持ってかじりました。その時も使わないのにお箸は左手に持っていました。……(略)……
【田子亜木子】
 孫育て新発見記ありがとうございました。
 子供との日々は、記録しておかないと忘れてしまうような小さな変化の連続ですね。
 私も読みながら、少しずついろいろなことを思い出します。

孫育て新発見記⑭ 2021年4月18日1歳11ヶ月
天才かもしれない
 ……(略)……「どうしたの?」を連発します。「おばあちゃん、どうしたの?」「おじいちゃん、どうしたの?」……(略)……
ウンチが本当に出ちゃった!
 ……(略)……「あっ、本当にでちゃった!」……(略)……
「いちごとバナナ下さい。」
 さえちゃんの注文が二つになりました。いちごとバナナください。」と言いました。……(略)……「ママには内緒!」と言ったら、ちょっと小さくなって固まって見せました。意味の島がたくさんできてきています。
指しゃぶりとコマーシャルの歌
 さえちゃんの指しゃぶりはまだまだ続いています。……(略)……「マーブルマーブルチョコレイト!ポン」の歌の「ポン」のところと一緒に指を引き抜いてあげます。……(略)……黙って指を引っこ抜かれるより、心構えができるので嫌がらないのかもしれません。
みてみて
 ……(略)……さえちゃんは得意げにえみちゃんの前でコップをキッチンの洗い桶に投げ込みました。えみちゃんに見てほしかったようです。
見られています
 私たちはさえちゃんのぐりぐりとしたきれいな目でいつも見られています。素敵な後姿を見せられるように、大人たちはしっかりしなければと思います。
……(略)……

【小川俊郎】
 熊本も新緑が鮮やかになってきました。
 さえちゃんの成長のスピードはすごいですね。
 私が勤務している学校(肢体不自由児)に1年生の女の子が入学してきました。
 その子が、今まさにさえちゃんと同じようにいろいろなことに関心があり、たくさん質問してきます。これからたくさんのことを 吸収していくんだろうなあと
孫日記を読みながら思いました。
 前田さんが書かれているように私たちは子どもたちからいつも見られています。素敵な後 姿を見せられるように、やっていかなくてはと思います。
 次回の孫日記楽しみにしています。
【田子亜木子】
 孫育て新発見記、ありがとうございます。
 こうしてリアルタイムでさえちゃんの成長のお話を見ていると、そろそろそんな時期なんだねとか、そんなに早いものだったかなとか、自分が子育てしたころの時間の流れを思い出します。すごくかわいい様子をいろいろ想像しながら読んでます。

孫育て新発見記⑮ 2歳になりました!2021年5月18日2歳
まねっこ
 ……(略)……ソウスケ君はいつも飛び跳ねています。さえちゃんも飛び跳ねようとしますが難しいようです。それでも気持ちはぴょんぴょんしています。
ごっこ遊び
 ……(略)……小さいおもちゃのおうちで小さい人形を使って「トイレだぁ、だれかはいっているかなぁ?トントンはいってますかぁ?」なんてごっこ遊びを楽しんでいます。
イメージが作れます
 ……(略)……おばあちゃんは「あっ!ブタが飛んでる!」と叫んでみました。さえちゃんは上を見てブタを探します。その間におばあちゃんはパジャマを着せます。今日は2回、ブタを飛ばしてパジャマが着られました。
シャボン玉
 今日、初めてシャボン玉を吹けました!……(略)……(
さえちゃんの!
 ……(略)……いちごのお皿を自分の前に引き寄せて左手で蓋をしました。ぜーんぶ、さえちゃんの!らしいです。
ひまわり
 ……(略)……芽が出てすくすくと伸びてきたひまわりの鉢を見ながら「さえちゃん、お水くれたの。」と自慢げに言いました。

気持ちと感情
 ……(略)……「またね!」と言うと、「またねじゃない!」と大声で泣きながら騒ぎます。分かっていてもまだまだ楽しいおしゃべりをしていたい。ということが「またねじゃない!」という事らしい。
……(略)……
   2歳になるまでのさえちゃんはたくさんの切り替えの場面を見せてくれました。大人も一緒だなぁと思います。分かっていても感情が落ち着かないときは、切り替え行動をすることで、落ち着いて本当の気持ちに向き合えるのだと思います。
【田子亜木子】
 孫育て新発見記ありがとうございました。
 いろんなことができるようになったり、やろうとがんばったり、そんな様子が目に浮かびます。
 親にとっては大変な時期でもありますが、何もかもかわいい時期だったなあと思います。
 着替えのときにブタが飛ぶとか、家の人にしかわからないローカルルールができるのも楽しいですね。
【小川俊郎】
 熊本の今日は豪雨でした。1年前も豪雨がありこの時期は安心できません。
 孫日記、早々に送っていただき恐縮しています。
 さえさんは、2歳になり成長の速度が速くなってますね。
 気持ちと感情のところは、まさしくその通りだなあと思いました。
 切り替え行動、緩衝行動、人は子ども、大人に限らず
 誰でも細かな調整をして生きていることを今更ながら思います。     

孫育て新発見記⑯ 2021年6月18日さえちゃん2歳1ヶ月・ソウスケ君3歳2か月
プリンセス
 さえちゃんはプリンセスが大好きです。……(略)……
ならんで
 先日幼稚園の体験学習に行ってきたら「ならんで」と言いました。家ではない幼稚園ならでの集団体験が新鮮だったようです。
箸を使って
 先日まで、手づかみで食べていたさえちゃんですが、いつの間にか箸も上手に使えるようになりました。……(略)……
おままごと
 おじいちゃんがうたたねをしていたら、さえちゃんがおなかにタオルをかけてくれました。そして、そーっと「よしよし」してくれました。……(略)……
ソウスケ君が引っ越してきました
 さえちゃんの家のお隣に従弟のソウスケ君家族が引っ越してきました。……(略)……
 ソウスケ君が「おばあちゃん!」と呼ぶのでソウスケ君の傍に行くと、なぜか「パンチしちゃう。」と言って手を出そうとします。……(略)……
 巡回相談でソウスケ君みたいに手が出る子供さんに沢山出会います。嬉しくても気持ちを表現する方法が見つからないと手が出るのかもしれません。
 ソウスケ君は9月にお兄ちゃんになります。だからまだまだ新発見記が書けそうです。私もまだまだ元気でいようと思います。

【中野尚彦】
 幼稚園で「積み木の上に積み木を積む」という体験をしたリランはビーンズバックに身を沈めてその感動の余韻に浸ります(障碍児心理学ものがたりⅠ,第1章第7節リランの感動)。さえちゃんの「ならんで」はこれだと思います。
 集団行動は人の世の法則です(赤ちゃん心理学 Ⅱ,補注5 人の世の法則)。「並び」や「列」は宇宙の法則です(同,補注5 宇宙の法則)。宇宙の法則は人の世の法則に先立つものです。さえちゃんは宇宙の法則を発見したのだと思います。
【中野尚彦】 
 ソウスケ君のパンチは挨拶です。「パンチ」と言ったら「キャッチ」と言って、掌で受けてあげれば挨拶が済んで次に進めます(障碍児心理学ものがたりⅡ,第4章第1節唾を吐く人)。

孫育て新発見記⑰ 2021年7月26日さえちゃん2歳2ヶ月・ソウスケ君3歳4ヶ月
お兄ちゃんという存在
 ……(略)……さえちゃんにとってお兄ちゃんは特別です。お兄ちゃんのお陰で先が見えてくるようです。二人目は楽ですね。私も姉がいてとても楽だったことを思い出します。……(略)……
【中野尚彦】
 二人目は楽ですね。年子の私の娘についてつくづくそう思いました。その娘がお母さんになってやっぱり同じ話になりました(赤ちゃん心理学 Ⅱ,補注2 次女)。
 学生さん達のあるちょっとした言葉や行動で「あ、この人は長女だな」と思うことがあります。私の発見したこの長女鑑別法はなかなか良く当たります。だから「ばあちゃんも元気」さんが次女であるということについて、とても納得がいきました。

【中野尚彦】
 続きの
ソウスケ君とひらがな
スーパーボールとビー玉
満足したら
抱っこして
 の項目について、「教材ー半世紀の記→教材を使って」のページに掲載しました。
「教材」とは何か、なぜ「教材」は必要なのか、その効用は何か、ソウスケ君とおばあちゃんの間に起きたことがその答えだと思います。
【田子亜木子】
孫育て新発見記をありがとうございました。
ちょっと乱暴な子というのは、難しい問題ですね。
私も、厳しく叱ったりするのは逆効果なのではないかと感じています。
みんながソウスケくんのように、穏やかに育ててもらえると良いですね。

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